私は子供の頃から、ずっと疎外感を感じてきました。
集団が苦手で、どこにいても「自分はここにいて良いのだろうか?」という不安がありました。
馴染めないのです。
どんなに自分を押し殺しても、周りに合わせても、見た目は同じなのに、全く違う色をしているように感じるのです。
今日はそんな疎外感や孤独感の受け止め方を紹介したいと思います。
もくじ
自己否定をやめる
どんなに消そうとしても消せないのが個性です。
それは、その人の声質や体臭のように、どんなに変えようとしてもどうしようもないものです。
自己否定をすることを諦めるとものすごく楽になります。
四葉のクローバーであることを認める
集団に馴染もうと努力すればするほど、本当はみんなと違うことがバレることが恐ろしくなります。
でも、そもそも自分は三つ葉のクローバーの中にある四葉のクローバーなのです。
疎外感は恐れるものではなく、常に自分の存在と共にある。
異分子としての存在も、先に有った。
三つ葉の中で、自分だけが四つ葉だったら、客体的に見ても、三つ葉の中に四つ葉があるだけだ。— COCCCO (@coccco_me) November 6, 2018
疎外感は恐れるものではなく、常に自分の存在と共にある。
異分子としての存在も、先に有った。
三つ葉の中で、自分だけが四つ葉だったら、客体的に見ても、三つ葉の中に四つ葉があるだけだ。
自然の中にも変種は存在し、存在意義があります。
そして、植物たちはその事実を否定もせず、劣等感も抱きません。
ただただ自分の生態が生存するために最も適した環境を求めて生きていくだけです。
自己否定は自然界のルールに反するのです。
なので自己否定をすると生きづらくなってしまいます。
変な人として受け入れてもらう
だからと言って環境が選べない時もあります。
そんな時は、みんなと同じであるとして受け入れられるのではなく、全く違う人種として受け入れてもらうと楽になれます。
・あいつは変な奴だ
・あいつはどうせ遅刻してくる
・あいつは空気読めない
・あいつはトンチンカンな返事を返してくる
などという風に思われてしまえば良いのです。
最初は嫌われますが、いつもそうしているうちにそれがデフォルトとして認識されます。
そして、代わりに自分ができる価値を提供します。
・空気読めないけど面白いこと言う奴
・遅刻してくるけどアイディアめちゃ持ってくる奴
・変だけど優しい奴
これはできねぇ!と最初に自分を押し通します。
でもこれは出来るよ!と自分が出来ることは積極的に提供します。
そうすると集団の中でも自分のままで存在できるので楽になります。
孤独を受け入れる
自己否定をやめたら孤独を受け入れましょう。
自分として集団に馴染めたとしても孤独感は消えません。
自分の考えや感覚を提供することは出来るけど、同じ感覚を前提として付き合える人はいないからです。
一人を楽しむ
同じ感覚を所有していない人と一緒に過ごすことは苦痛です。
楽しいと感じることも違うし、考え方も根本的に違うからです。
なので一人遊びができるようになります。
・絵を描く
・ひとり旅
・映画を観る
・読書
・ブログを書く
など、一人で没頭できる遊びを沢山もっていると楽しめます。
同じ[お酒を楽しむ]
ということでも、大人数の飲み会を楽しむ人もいれば、一人酒を嗜むことを楽しむ人もいます。
一人で楽しめることに目を向けると楽しみが増えていきます。
私は最近、ケルト人について興味を持って調べていました。
身近にこの感動を共有できる人はいませんが、一人で楽しむことはできます(笑)
いつか同じ人種に出会う
今は一人ぼっちでも、いつか同じ感覚を所有している人と出会います。
そういう出会いは本当に感動します。
孤島で日本人と日本語で会話ができたような感じです。
どんなに集団に馴染めなくても、世界規模で見れば全体の5%ぐらいは同じ人種がいると思います。
生きる希望が湧きますよね。
なので、変に周りに合わせて自分を押し殺すのではなく、自分が面白いと思うことに全力で向かっていった方が、いつか同じ人種に出会った時に楽しめると思います。