上司、先輩、先生、、
社会に出れば多くの人間に怒られる機会がある。
そんな時、落ち込んだり、自分をダメだと思ってしまってはもったいない。
今日は怒られた時の受け止め方を紹介する。
もくじ
怒っている人の価値観を考える
なぜその人は怒っているのか。
考えられるのは感情的な怒りと、相手の能力を高めようとしてあえて怒っているというものがある。
感情的な怒りの場合、相手は傷ついている。
怒りは人間の防衛本能である。
価値観の相違や、すれ違いが起こり、伝わらない何かに対して怒っているのである。
具体的に言語化して説明できない相手も悪いが、そういう人間は多い。
こちらから相手の価値観を想像し、なぜ怒っているのかを理解し、その違いを理解したことを表現することが必要だ。
その怒りの原因はあなたにあるのではなく、価値観のすれ違いにある。
全てを受け止める必要はない
怒られた時、まず相手が怒っているという事実は受け止める必要があるが、相手が100%正しいとは限らないし、相手の価値観を全て受け入れる必要はない。
だが論理的に相手の価値観と自分の価値観を比較したり、自分はどう思うのかを改めて考えてみる必要はある。
その上で自分はどういう選択をするのかを決断して行動していくべきである。
変えられるものだけを変える
上司や先生の考えが間違っていると思っても、それを変えることは難しい。
むしろ今の日本社会では思ったことや真っ当な意見を言えば余計に怒られ、不利な立場に追いやられる。
なぜなら真っ当な意見など求められていないからだ。
彼らは自分の意見を受け入れ、思い通りに動く人間を欲している。
なので彼らの価値観を変えることはほぼ不可能だ。
自分の行動を変えるか、職場や先生を変えるしかない。
もしくは自分の認識を変えることだ。
怒りとは何の生産性もないただの感情
怒りは感情だ。
怒りそれ自体では何の生産性もない。
自分に怒りが沸き起こった場合はそれをエネルギーに転換して前に進むことが出来るが、人の怒りは受け入れるだけ無駄である。
怒っていることにフォーカスするのではなく、その理由を分析し、解決策の題材として利用しなければ何ら役に立たないものである。
なので怒られたことに落ち込んだり、傷つくことは無駄である。
全てを受け止めるのではなく、自分にとって必要な部分だけ受け止め、有効活用しよう。