虚無感とは、人生に意味や価値を見出せない時に感じる「虚しさ」
私はずっと、心の底にべったりと張り付いたような虚無感を抱えていました。
虚無感を感じること自体は悪いことだとは思いませんが、
何かをやらなければいけないのに、
- やる気が出ない
- 何もかもがめんどくさい
- 生きているだけでしんどい
生きてる意味あるのかな
そんな気持ちでいっぱいになり、生きることが辛くなりました。

なぜ、そんなに頑張れるのだろう?
しかし、
今回は、虚無感に苛まれる原因と解決法について、
もくじ
虚無感に苛まれる原因
虚無感を感じる原因は複数あると思いますが、
諸行無常
私が幼少期からずっと感じていたのは、諸行無常です。
- 大切な人も、いつかは死んでしまう。
- 楽しい日々も、いつかは終わってしまう。
- 自分の人生も、いつかは終わってしまう。
私はいつも、頭の中で時間軸をずらして「こうなったら、
それは映画のように、必ずENDを迎えます。
その想像は、人生に虚しさを感じさせ、

今生きていることを、もっと確かに感じたい。
そんな焦燥感によって、いつも心が不安でした。
直線的な時間概念
そのような時間の捉え方を、私は音楽的だと思います。
0:00からスタートし、3:45ぐらいで終わります。
始めIーーーーーーーーーーーーーーーI終わり
スタートを始めとして、必ず終わりがある、
私は、この時間概念が虚無感を感じる原因だと思いました。
- 1日は24時間
- 1年は365日
- 残りの寿命はあと何十年
直線的な時間の上に存在する限り、
- 終わり
- 死
- 無
にたどり着くのです。

そんな気持ちが常にありました。
どんなに楽しもうとしても、努力しようとしても、
豊かさとは
虚無の対義語はなんでしょう?
パッと思いつくのは、
- 実存
- 充実
- 豊饒
など、実りや豊かさを感じさせるものです。
では、人生の豊かさとはなんでしょう?
私は、記憶の豊かさだと思っています。
つまり、感動や体験です。
過去は無じゃない
私はある日、過ぎ去った過去は無ではないと気づきました。
音楽を聴いていた時、ふと過去の記憶が蘇り、
- 中国で教えてもらったCPOP
- タイで聴いたタイミュージック
- 失恋した時に聴いていた失恋ソング
それらを聴くと、
過去が今、有る。
そう感じました。
思い出している時の心の状態は、体験とほとんど同じです。
感じること・認識することは、人間にとってのリアリティ。
記憶があるのは、心が動いたからです。
豊かさとは、
だと思います。
直線から円環に
人の記憶は感動と結びつきやすいため、
四季を感じたり、音楽を聴いたり、
今と同時に、過去も未来もある。
そのような時間概念を獲得してからは、
時間の流れ方を直線ではなく、円環として認識するのです。
螺旋状でありながら、上も下もない∞のような形状のイメージです
まとめ
時間の捉え方を変えたら、
他にも虚無感を感じる原因として考えられるのが、
虚無感に苛まれる過程には、
- 失望
- 諦め
- 自己否定
などがあったと思います。
それらはセルフイメージを書き換えることによって改善できます。
今度、自己肯定感についても書きたいと思います。
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