「アルチバルド・デラクルスの犯罪的人生」ルイス・ブニュエル

殺意を抱いた女性が次々と死んでいく男の奇妙な人生を描く。革命さなかのメキシコ。裕福なデラクレス家の息子アルチバルドは、母からもらったオルゴールにまつわる、鳴らせば思い通りに人が死ぬというおとぎ話に魅せられる。試しに鳴らすと、そのことを教えた女家庭教師が流れ弾に当たり、目の前で本当に死ぬ。その後、オルゴールは革命騒ぎで紛失するが、大人になったアルチバルドは偶然、宝石商で母の形見のオルゴールを見つけ、美女ラビニアから譲り受ける。しかしその日から、自分が手を下さないのに、殺したいと思った女性が次々と死んでいき……。L・ブニュエルのメキシコ時代の作品で、1996年に日本初公開された。

オルゴールの音が忘れられない

一度観たらオルゴールの音が忘れられない映画です。

最後は爽快な気分で終わり、なにか吹っ切れたような感じでした。

途中出てくるラビニア役の女優さんは、本作の撮影後失恋を理由に自殺、本作はその死を暗示しており、多くのスキャンダルを催したことで有名な「ビリディアナの悲劇」に並ぶ、ブニュエルの不吉なリストに名を連ねることになった。

うーん、どっしりとした重さがある映画です。

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