私は二浪しましたが、ずっと宅浪でした。
小論文や私大の文章問題の対策はZ会の添削を利用し、参考書は市販のものを使いました。
今日はそんな宅浪に向いている人について考えました。
もくじ
宅浪のメリット
- メンタルが強くなる
- 自分探しが始まる
- 一人で何でも出来るようになる
- お金がかからない
宅浪のデメリット
- 引きこもりになる
- 精神を病む
- ついダラけてしまう
- コミュ障になる
- 友達がいなくなる
モチベーションめちゃある人なら宅浪でも大丈夫
私はモチベーションが保てず、そもそも大学に行く意味が分からなかったのでダークサイドに落ちてしまいましたが、しっかりと揺るぎない目標があるのなら宅浪でもやっていけるでしょう。
図書館に行ったり、カフェに行ったり、周りに人がいるところで勉強するのも手です。
大学受験が全てではないと悟っている人
同い年の子たちと少し違う考えや視点を持っている人も宅浪が向いているかも知れません。
私は浪人中に色んなバイトをしましたし、受験勉強をする期間というよりは、2年間のモラトリアムという考えでした。
大学生でも休学して何かをやる人って一定数いますし、そういう感覚で浪人するのもアリだと思います。
旅に出ちゃったり、副業を始めたり、ひたすら本を読んだり、映画を見たり。
そういうことが出来る人は人間的に深みが増すと思います。
ぼっちが余裕な人
宅浪すると常に一人です。
対策を練るのも、カリキュラムを組むのも全部一人でやらなければいけません。
誰かと一緒にやるという感覚は皆無です。
なので割と一人行動が好きな人には向いていると思います。
私はむしろ宅浪してから一人で何でも出来るようになりました。
夜型の人
夜型の人は一定数いますよね。
私も基本夜型なので深夜に勉強していました。
宅浪だともう生活リズムめちゃくちゃになりますが、むしろ朝弱い人には向いているかも。
ただ試験当日までには少し朝型になっておかないとキツいと思います。
学校以外に居場所がある人
私はずっとバレエをやっていて、浪人中も週4ぐらいでレッスンには通っていたので完全な引きこもりにはなりませんでした。
バイト先の人ともたまにご飯に行ったりと交流があったので、高校までの間に学校以外に居場所がある人は意外と平気かも知れません。
世間体を気にしない人
制服があった高校生からいきなり何の肩書きもない人間に戻るのは普通の人ならけっこうメンタルがやられてしまいます。
予備校という組織に所属すること自体がアイデンティティの確立を助けているところはあります。
近所のおばさんの何気ない一言や、視線が気にならない人は宅浪に向いています。
割と今後の人生に影響を及ぼす
宅浪を選んだことは割と今の人生に影響を与えています。
強くなったところもあるし、組織に所属することが苦手にもなったし、自分で考える力がついたけど、雇われるのが苦手になりました。
でも今思えば宅浪して本当に良かったです。
なぜならいつでも浪人していた何の肩書きも持たない自分に戻れるからです。
大学を卒業してもまた浪人生みたいな気分になるし、フリーターになって夢を追う生き方を選んでもきっとずっと孤独だし。
どちらを選んでもメリット、デメリットは必ずあるので自分の生き方としてどちらを選びたいかを基準に決めるのが良いと思います。