「身分証明書」イエジー・スコリモフスキ

「出発」「不戦勝」などで知られるポーランドの巨匠イエジー・スコリモフスキ監督が、大学の卒業制作として1964年に撮りあげた長編監督第1作。兵役に就くことになった24歳の青年アンジェイが出発するまでの数時間にスポットを当て、恋人や友人たちと共に過ごす様子を描いていく。イエジー・スコリモフスキ自らが主演を務める。

 

投げやりな主人公の心に寄り添いたくなる雨の日

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ふぅんっていう感じで観ていた。

投げやりな気持ちで過ごす主人公の心に寄り添いたくなったし、自分もまた身分証明書を持たないような存在だなあと感じた。

友達と集まって鏡越しに映る顔が印象的なカットだった。

他にもインパクトのある実験的なカットが多く、明快なあらすじがある訳ではないが、なんとなく心に絡みついてくる映画だった。

観た後の気分が、「24時間の情事」と似ていた。

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