「サンタ・サングレ」アレハンドロ・ホドロフスキー

『サンタ・サングレ/聖なる血』は、1989年制作のイタリア・メキシコ合作のサスペンス・スリラー映画。アレハンドロ・ホドロフスキー監督。 ホドロフスキー監督が“初めて商業映画を意識して制作した”という作品である。 主演のアクセル・ホドロフスキーアダン・ホドロフスキーは監督の息子である。

あらすじ

サーカス団で育った少年フェニックスは、目の前で両親の惨劇を目の当たりにして精神病院へ。やがて成長し、退院したフェニックスは、狂気の母の意のままに、自分に近づく女たちを殺害するようになるが…。
ホドロフスキー監督自身「初めて観客のために撮った」と言わしめただけあって、従来よりわかりやすいストーリー展開で、旧来のドラッグ感覚あふれる哲学的思想色は薄れているが、鮮血が織り成す衝撃的かつ幻想的な映像センスや、フリークス志向などは変わっていない。残酷だがなぜか美しいといったホドロフスキー美学の冴えは、ここでも十分に堪能できる。

f:id:kama5429:20180607110030j:image

カルト映画なのに泣ける

ホドロフスキーの映画で初めて泣きました。

狂気や恐怖を感じるのに、切なく、ピュアな心を感じさせます。

この映画を構想する際、実際にあった殺人事件で女性30人を殺害した受刑者にインタビューを重ねたそうです。

リアリティがあり、だからこそ切なさを感じるのかも知れません。

観やすく、ホドロフスキーを初めて観るにはオススメです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です