今日は幸福度の上げ方について書きたいと思います。
私は平凡な家庭に育ち、何不自由なく幸せに育ちました。
でも大学生の頃はすごく不幸を感じていました。
こんなに幸福に育って日本人としてある程度豊かな生活をしているのに、何でこんなに絶望を感じるのだろう?と、不思議に思いました。
何でもあるのに、心の中は常に虚無感でいっぱい。
この虚しさは何なのだろう?
そう思って生きていました。
もくじ
不幸になりたいと思った
なぜか、欲しいものも、夢も、希望もなく、絶望感でいっぱいだった私は不幸になりたいと思いました。
不幸なところを見つけ、何もかもを失ってしまいたいと思ったのです。
退廃的な生活、自己卑下、自分を傷つける人を求めていました。
堕ちるところまで堕ちたいという気持ちでどんどん堕落していきました。
不幸になろうと思ったら幸せを感じた
逆説的な感じですが、不幸になりたいと思って堕落すればするほど、幸福を見つけるのが上手くなりました。
ずっと孤独だったから、一緒に笑い合える人がいることがこんなに幸福なのだと気付きました。
自分をダメ人間だと思っていたから、認めてくれる人がいると物凄く嬉しく思いました。
お金がなかったから、仕事やお金を大切だと感じました。
体調を崩したから、健康のありがたみを感じました。
黒があるから白が際立つ
真っ暗な中にいたから、外の世界が輝いて見え、気づいた時には私はとても幸福になっていました。
なんだ、人生ってそういうことか、と最近になってやっと幸福について一つの見解を持つことが出来ました。
お腹が減ってたらご飯を一層美味しく感じるように、マイナスがあるからプラスがあるのだと思います。
幸せになりたい、と思ったら、思い切って不幸になってみれば良いと思います。
不幸を知れば知るほど、幸せを感じることができるからです。
令和の令=0の響きがあります。
人生に絶望したら、ゼロに戻ってみるのも良いかな、と思いました。